無職転生~異世界行ったら本気出す~ロキシー・ミグルディアについて
こんばんは、ごんべぇです。
今回は『無職転生~異世界行ったら本気出す~』という作品のヒロインの一人、
「ロキシー・ミグルディア」について語っていきたいと思います。
ロキシー・ミグルディア。
ルーデウスの魔術の師匠であり、ミグルド族という魔族の少女。
アニメだけを視聴されてる方の中に
って思った方はいらっしゃいませんか?
勿論、魔術を教えてくれた先生だから、ということもあります。
が、他にも大きな理由があるのです。
その理由はルーデウスの前世にあります。
アニメの進行度合いのために大分端折られていますが、ルーデウスの前世は酷いもの。
中学まではそこそこ成績もよかったものの、中学時代にパソコンにのめりこんでしまい成績はがた落ち。
高校は最底辺のランクのところにしか入れませんでした。
その高校で正義ぶった行動をしてしまったところ、悪い奴らにいたぶられてしまいます。
そして前世の男は全裸にさせられ、その写真をばらまかれてしまうのです。
誰も彼も、携帯(スマホ?)に彼の全裸の写真を持ちながら笑われるという経験をしてしまったのです。
それがトラウマとなり外に出るのが怖くなってしまい、不登校になり、引きこもりになりました。
いじめられ、「ホーケー」と呼ばれた彼にとって周りの全ては敵にしか見えなくなってしまったのです。外に出ることが出来なくなったのです。
気持ちは分からないでもありません。
一人や少数が敵になると、誰も彼もが敵かのように感じてしまいます。
私も学生時代同じような経験がありました。
そしてその後は親のすねかじり引きこもりニート。
姉や兄、弟に対しても自分勝手な態度。
母親は味方してくれて彼が何かを始めたいと言い出せばお金を出してくれる。
それでも長続きせずすぐやめてしまう。
例えばフィギュア作り。
やっていいものが出来たと思えど、ネットを見れば自分より上手い人なんてごまんといる。
だったらやる意味ないじゃん、なんてそんなことを思ってすぐやめる。
あとはネトゲに課金したり何なりと親のすねをかじりまくりです。
そして親の葬儀にも出ず、兄の娘の入浴を盗撮していたことがばれ(兄らしき人物がパソコンを見て顔を歪めたのはそれが原因です)
パソコンをたたき割られ、家を追い出され、そうして3人の高校生をトラックから庇う形で死ぬ。それが彼の人生の終わりでした。
そんな前世の経験から、彼は「外に出ること」「他人の視線」が何より怖くなっておりました。
しかしロキシーからの卒業試験、それは範囲と威力が大きすぎるため家の近くでは出来ません。
外に出る必要があります。
しかし、外に出るのが怖い。出たがらない。
そんなルーデウスの姿を見て、ロキシーは「馬が怖いんですね」と勘違い。
「平気ですよ」と馬に乗せてしまいます。
当初は村人の視線に怖がるルーデウス。
しかし、その視線はルーデウスではなくロキシーに向けられていました。
ロキシーはたった2年間という期間で村人から親しまれていたのです。
ロキシーは魔族と呼ばれる分類に入るミグルド族。
しかも髪色は青く、この世界の恐怖の対象である「スペルド族」の緑の髪に少しだけ似ている。
そんな彼女が村に受け入れられているという事実に気付き、ルーデウスは考えを改めます。
外は怖くない。村人も自分を笑ったりしない。
その事実を教えてくれたロキシーにルーデウスは尊敬を超え、心酔してしまいます。
知識や経験だけでなく、トラウマを克服させてくれた存在です。
2話目最後に出てきたロキシーのパンツは御神体として崇められることになるでしょう。
以上、ルーデウスにとってのロキシー・ミグルディアという存在の大事さでした。
ちなみに私もロキシー推しです。それはもう、圧倒的に。
可愛くて才能も有るけど何処かドジなところもある、しかし柔軟な考えを出来て向上心もある。
大好きです、ロキシー師匠。これからの活躍も期待しております。
それでは今回はここまでにしておきます。
見てくださった方々、ありがとうございました。