地方オタクの徒然日記

北海道に住むアイドルオタクで、アニメオタクで、声優オタクの日記

『崎乃奏音』というアーティストについて

今日は『崎乃奏音』というアーティストについて語りたいと思う。

 

皆様は崎乃奏音という少女を知っているだろうか?

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崎乃奏音-1

2016年末に行われたJOYSOUNDとディアステージ共同オーディション、そこでグランプリを受賞した少女である。

2017年6月25日~2021年1月26日まで『CYNHN(すうぃーにー)(ロシア語で青の意)』というヴォーカルユニットで活動していた。

現在は休養中である。

 

彼女は2020年3月まで青森に住んでいた。

しかしながら東京等でユニットの活動を行っていた。

更にその間彼女は大学に通っていた。弘前大学だという。

つまり、2年半以上の間、彼女は青森から東京へ通って、さらに大学に通いながらユニット活動を行っていたのだ。

 

なんという能力だろう。

並の人間に出来る行いではない。

かくいう私も実は弘前大学出身である。

彼女とは2年間だけ被っていたことになる、らしい。(彼女は2学年後輩にあたる)

 

弘前大学に通いながらアルバイトをして生計をたてていただけでも私には苦痛であったのに、彼女は夜行バスで東京に通いながらユニット活動を行っていたのだ。驚愕に値する出来事である。

 

さて、そんな彼女を知ったきっかけとなった曲がある。

それは絶交郷愁(ゼッコウノスタルジック)だ。

 

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絶交郷愁

当時CYNHN(すうぃーにー)というユニットは6人所属しており、

その一人一人がメインヴォーカルとなる曲が存在している。

 

3rdシングル『タキサイキア』 →綾瀬志希

      『So Young』   →青柳透

4thシングル『絶交郷愁』   →崎乃奏音

      『雨色ホログラム』→月雲ねる

5thシングル『空気とインク』 →桜坂真愛

     『Wire』     →百瀬怜

 

この6曲がそれにあたる。

私が崎乃奏音を知ったのはちょうど、『絶交郷愁(ゼッコウノスタルジック)』のリリースイベント時期だった。

それ以前にも一度だけCYNHNを見たことがあったが、デビュー当初でありあまり記憶に残っていなかった。

しかし、この『絶交郷愁』のMVを初めて見たとき、私はこれ以上ないほど心を動かされた。

 

CYNHN「絶交郷愁」Music Video - YouTube

 

この時には私は札幌から東京へ通う、所謂遠征オタクになっており、

他のグループのライブを見たり、秋葉原ディアステージというお店でライブを見ることが生きがいで、生で聞くライブに心を動かされることは多々あった。

 

しかし、MVを見て、音源を聞いて私の心をこんなにも動かしたのは後にも先にも、『絶交郷愁』しかない。それは2年以上たった2021年現在でも同じことだ。

 

『絶交郷愁』はアップテンポで中毒性のある、しかしながらどこか負のオーラを感じる。崎乃奏音の心情を綴っているのだろと私は解釈している。作詞作曲は『コネクト/ClariS(魔法少女まどか☆マギカ主題歌)』、『crossing field/Lisa(ソード・アート・オンライン主題歌)』で知られている『渡辺翔』氏によるものだ。

 

私はこの曲調も好きだが、歌詞も大変刺さるものがある。

 

CYNHN 絶交郷愁 歌詞 - 歌ネット (uta-net.com)

 

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絶交郷愁歌詞

大人になったが、現実は幼い頃の夢とは違っていた。現実は厳しかった。

幼い頃見ていた夢のようにはならなかった。それでも夢を捨てきれない。

辞めてしまいたくなる時もある。

それでも、それでも私は前へ進もう。悩みもすべて吹っ切って、楽しもう!

 

そんな意味の歌詞だと解釈している。

 

崎乃奏音本人も過去にラジオで『絶交郷愁は私自身』と言っていた。

何度もくじけそうになりながらも、それでも夢を諦めない彼女自身を表していると思う。

 

前述のとおり、崎乃奏音は現在ユニットを卒業し、休養期間に入っている。

しかし、彼女はきっと歌を捨てることはないだろう。

少なくとも卒業時に彼女はそう語っている。

 

私はいつまでも待ち続けたいと思う。

崎乃奏音が、またステージに立つ日を。