『無職転生~異世界行ったら本気出す~』という作品について
皆様はご存じであろうか?
TVアニメ「無職転生 ~異世界行ったら本気だす」公式サイト (mushokutensei.jp)
作者:理不尽な孫の手氏の小説であり、
2021年1月よりアニメが開始され、より多くの人に知れ渡ることになったと思う。
本作品はいわゆる「なろう系」小説である。
「なろう系小説」とはそのままの通り、「小説家になろう」という誰でも小説を投稿できるサイトにアマチュアの方々が小説を書いていく、だけだった。
しかし、人気になった小説はいつしか書籍化し、アニメ化する。そんな時代になった。
例えば、「ソード・アート・オンライン」「盾の勇者の成り上がり」「蜘蛛ですが、なにか」などがそれらにあたるだろう。
もちろん他にもたくさんあるのだが、今回は割愛させて頂く。
無職転生 - 異世界行ったら本気だす - (syosetu.com)
以下無職転生と略させて頂くが、
無職転生という作品は2012年9月 - 2015年4月の間「小説家になろう」というサイトで投稿されており、書籍化・漫画化も行われている。
書籍・漫画は続刊中であるためなんとなくわかるが、サイトではとっくの昔に完結していたのになぜ今更?というのが本音だ。
(とはいえ、書籍版を買っているわけではないので「書籍版で若干ストーリーを変えているからその都合で」「書籍版がアニメに追いつかれないように」なども考えられるのか?)(漫画は買ってますすみませんロキシー様かわいいです)
はてさて、そんな私が中高生時代から愛していた作品がアニメ化したため、
その喜びと感動を伝えたいと思った。
小説のアニメ化というのははてさて、なかなか物議をかもすことがある。
「原作とは全く違う展開」「キャラやストーリーの若干の変更」「イラストがイメージと違う」「声が合わない」
そんな様々な食い違いがファンとアニメ制作陣の中でしばしばあるだろう。
私は今回のアニメ化に期待していた。
3,4回程度は読み返した程度には好きな作品がどのようにアニメとして描かれるのか気になったのである。
(書籍版既刊24巻~という時点でだいぶ話が長いということは察していただけるであろう)
実際にアニメの第1話を見て、その期待は間違いないもの、いやそれ以上であると感じた。
ここで本作品のあらすじを説明しておこう。
『34歳職歴無し住所不定無職童貞のニートは、ある日家を追い出され、人生を後悔している間にトラックに轢かれて死んでしまう。目覚めた時、彼は赤ん坊になっていた。どうやら異世界に転生したらしい。
彼は誓う、今度こそ本気だして後悔しない人生を送ると。』
(上記小説サイト参照)
34歳無職童貞ニートが家を追い出され、これまでの人生を公開しながら雨に打たれて歩いていると、
男子2人、女子1人の高校生の痴話げんかに遭遇する。
そこに居眠り運転しているトラックが突っ込むところを目撃するが、20年間も引きこもっていたため声が出ず、なんとか学生を庇うことになり、本人はトラックに潰されてしまった。
しかし、目が覚めると見知らぬ人間に囲まれている。
なんだなんだと思っていたが、どうやら転生したらしい。
すくすく育ちながら情報を集めていると
「ここは剣と魔法の異世界だ」ということに気付いたのであった。
ここまで聞くと「ありきたりだ」と思われるかもしれない。
しかし、2012年当時では、今ではありふれた「異世界転生・転移」の発展期であった。
私個人としては元々二次創作を見る・書くために当サイトを利用していたが、あるとき著作権の都合上で二次創作を行えなくなったのだ。
その二次創作では「一時創作の世界にオリキャラをぶち込んで原作を少し改変する」「一時創作の世界に自分自身が転生してしまった」という2パターンのものをよく見ていて、
個人的には「俺out現実→俺in異世界」という作品と「仮面ライダーキバ/(BLAZING.BLOOD」
紅蓮の牙 仮面ライダーキバ/BLAZING.BLOOD (fc2.com) )
という作品が好きでよく見ていた。
途中で二次創作が基本禁止になり、多くの作者が消え去った。
そこから私は完全オリジナル作品を見るようになったのだ。
そのうちの一つが「無職転生」であり、「蜘蛛ですが、何か」であった。
私にとってこれの作品は「VRMMO小説」が主だったところから「転生・転移もの」が始まった初期から存在している作品であると認知している。
閑話休題。
前世でいじめられて引きこもりになってしまった主人公ルーデウス・グレイラットは魔術を覚える。
何となく簡単に使えてしまったため、高度な技術である無詠唱魔術を使えるが、
前世のトラウマから「調子に乗らずに謙虚になろう」と日々努力を重ねていく。
そんなる日ふとしたことで魔術を使えることが両親にばれてしまう。
「こんな幼いのに中級魔術を使えるなんて!」と魔術の家庭教師を呼ぶことに
午前は魔術、午後は父から剣術を学ぶことになった。
家庭教師として呼ばれたのはロキシー・ミグルディアという小さな女の子。大人ではあるがミグルド族の種族の特徴として見た目は少女。魔族と呼ばれる分類の種族である。
当初は親バカだろうかと思っていたが、自分にも使えない無詠唱魔術を使える5歳児に驚き、自らの知識を与え、成長させることを決意。
そしてロキシーは自らの慢心を捨て去り、更に研鑽を積めると知った。
そしてルーデウスもまた引きこもり、外に出ることが恐怖で、トラウマであったが、ロキシーと一緒に出かけることで、外に出られないというトラウマを克服した。
互いに互いを尊敬しあう師弟関係になったのである。
ルーデウスは5歳にしてロキシーと同じく水聖級魔術師になった。
その後ルーデウスは外に一人で出かけるようになり、いじめにあってる子供に出会う。
その子供の名前はシルフィット。初めてできたルーデウスの友達である。
いじめから助けられたシルフィエットはルーデウスに好意を抱く。
魔術や勉強も教わり、中級魔術までを無詠唱で行えるようになった。
魔術の勉強に行き詰ったルーデウスはラノア魔法大学というロキシーの母校に通うことを目指す。シルフィエットを置いていけないと思い、2人分の学費を父パウロに出してくれないかと検討。却下されたものの、ルーデウスが「ならばシルフィエットの分は自分が稼ぐから仕事を斡旋してほしい」と要望。
しかし、互いに依存していく2人を見た両親が、ルーデウスとシルフィエットを引き話すことを決断。
ルーデウスは父パウロに力づくで敗北し、親戚にあたる貴族の令嬢の家庭教師になるよう言い渡される。剣王ギレーヌに連れられてロアの町に向かうことに。
月給銀貨2枚、そこで5年間読み書き・算術・魔術の家庭教師を続けられれば特別報酬として2人分の学費を払ってくれるという契約であった。更にギレーヌにも家庭教師をすることで、剣術を教わることにもなった。
しかし、その貴族の令嬢ことエリス・ボレアス・グレイラットは手の付けられない暴れん坊。人の言うことなんてほとんど聞かない。何かあれば殴る蹴る。算術なんて必要ないじゃないとこれまで幾人もの家庭教師を挫折させてきた折り紙付きであった。ましてや2歳年下の軟弱そうな男になんて。
当然最初はルーデウスの言うことも聞かなかったが、ルーデウスの策略によりエリスは魔術に関心を持ち、ルーデウスは晴れて家庭教師になることができた。
当初は魔術の授業以外は出なかったが、剣王ギレーヌの昔話を聞くことで読み書き・算術の授業も受けるようになった。
こうしてエリスは少しずつルーデウスを尊敬し、好意を持ち始めていくのである。
以上が現在放送されている6話目までの概要である。
小説や漫画がアニメ化された時、批判があることは少なくない。
しかし、私はこのアニメを大変評価している。
まずアニメの展開の速さ。
この小説は前述にも述べたが大変長い。書籍化して既刊24巻(2020年12月現在)である。投稿サイト「小説家になろう」では全24章あり、286話程度存在する。
そのため、全てをアニメにて語ってしまうと、大変長い尺になる。そのためカット・アレンジが必要だ。
それを(もちろん若干物足りない部分はあるが)、3,4回ほどは見返した身としても文句のない脚本・演出になっている。
2つ目、これが最も大きなことではあるが、
「ルーデウス・グレイラット」と「前世の男」で声優を分けているのだ。
転生前の34歳無職は「前世の男」として「杉田智和」氏が演じられている。
これがなんともアニメとして見やすく、わかりやすく、耳心地のいいものになっている。
簡単に言ってしまえば、杉田智和さんを「前世の男」という形で「ナレーション」を行っている作品であるといえる。
これを初めて見たとき、「まるで涼宮ハルヒのキョンのようだ」と思った。
小説というのは地の文が多く、誰かが語り手となるパターン(一人称小説)というのが多い。もちろん第三者目線から描かれたものも存在するが、本作品は一人称小説である。その語り手というのが「前世の男」であり、杉田智和さんなのだ。
「涼宮ハルヒの憂鬱」というアニメでも同様に杉田さんが語り手(キョン)を行っており、とても懐かしい気持ちになれた。
そしてフィリップ・ボレアス・グレイラット。
主人公の父パウロの従兄弟にあたる。
グレイラット家とは貴族の名家であり、パウロ・グレイラット自身は勘当されているが、ゼニスとの結婚に当たって定職に就こうとフィリップに相談を持ち掛けたという経緯がある。
そしてエリスに関しても礼儀もない・暴力を行う・授業に出ないなどほぼ絶望ししていた。
そのため、”あのエリスましてやの家庭教師を行えているルーデウスに一目置いている。
ここでフィリップが初登城した際「小野大輔氏に似合いそうな顔だな」と思っていたら案の定小野大輔氏であった。
想像にピッタリすぎる。素晴らしい采配だと思う。
分割2クールということであるが、どこまで話が行くのだろうか。
ルイジェルドのキャラクター紹介が出ている以上、そこまでは出ると思うのだが。
この展開スピードだとここら辺かな、と勝手に想像しながら楽しみにしています。
特に今のところ不満のある演出ではないので(当然端折られている部分は少し寂しいけれど尺の関係上仕方ない)
以上、無職転生~異世界行ったら本気出す~という作品と、そのアニメの感想でした。
見て頂けた方、ありがとうございました。
はじめまして
北の大地から来ました。
まじめなDD!
まじめにDD!
森嶋ごんべぇです。
「パソコンを新しく買ったから」そんな理由でブログを書こうと思いました。
どうしてブログなのか、深い意味はありません。
なんとなく、急にふと思ったからです(゜ω゜)
いやはや、自己紹介でも書いておきましょうか。
名前:森嶋ごんべぇ
名前の由来:推しメン
生まれた年:1995年
出身兼在住:北海道
趣味:ライブ参戦、動画鑑賞、手紙を書く
好きなもの:アイドル、アニメ、特撮(主に仮面ライダー)
好きなグループ:ENGAG.ING、ディア☆、CYNHN、さよならステイチューン、雨模様のソラリス(予定)
アイドルで好きな曲:絶交郷愁/CYNHN、氷菓(アイスクリーム)/CYNHN、春風スターター/ENGAG.ING、ワンルームセンセイション/ディア☆
アイドル以外で好きな曲:月華-tsukihana-/北出菜奈、もうそうえくすぷれす/千石撫子、酔わせてモヒート/ゴールデンボンバー、インモラリスト/堀江由衣
好きな仮面ライダー:鎧武、キバ、エグゼイド、ジオウ、ゼロワン
好きな小説:嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん
尊敬する小説家さん:入間人間さん、七色春日(七色カスガ)さん
はてさて、ぱっと思いつくのはこれくらいでしょうか。
特に誰が見るわけでもないのだろうけど、いつか何かあるかもしれないですね、ねむねむ。
そして今新パソコンにしたので音楽データを移行中です。
なんだこれかったるいな(# ゚Д゚)
X-アプリ→iTunesにうまく変換できないのでCDにいちいち焼いてるんですよねー。
なんやねん。
ちなみにこれから、
・映画見て語りたくなった
・アニメ見て語りたくなった
・アイドルについて語りたくなった
・小説書いたよ
などなど、書いていけたらいいなぁと思う所存です。
暇人カムヒヤ
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