20210409
日記をつけようと思った。
小説でも、レビューでもなく、日記。
未来に向けての日記。
未来の私が見て、あーこの時の私はこんなこと考えてたな、なんて。
そう思うための日記。
今日はつらいなって思った。
今日もつらいなの間違いだった。
仕事は大変だ。社会に出るのは大変だ。
生きるって難しい。仕事するくらいなら死んだほうがましだなって思った。
それでも死ぬ勇気がないから生きてる。
生きてるというか、死んでない。
それだけのこと。
今日は推しのサイン会がある。
サイン会というかなんというか。
メッセージカードを書いてくれるらしい。
らしいというか、バレンタインでも、ホワイトデーでも書いてもらったので
正直楽しみである。
楽しみだなー。
推しは、めぶきさんは、私にどんなメッセージをくれるのか。
どれだけ見てても、予測が出来ない。予想が出来ない。
どんな感じなのだろう。
推しのサイン会を見るために今日は定時で帰ってきた。
楽しみなのはそれだけだった。
仮面ライダーキバについて
仮面ライダーについて語るスレ。
第2弾、「仮面ライダーキバ」について語ります。
「1986年。世間には人間に化け人間の生命エネルギー・ライフエナジーを吸って生きるモンスター・ファンガイア族が跳梁跋扈し、それに気づいた数少ない人々がファンガイアと戦いを繰り広げていた。ある日、腕利きのファンガイアハンターである麻生ゆりはターゲットであるファンガイアを追い詰めたものの、彼女に惚れたらしい1人の男の乱入により取り逃がす。ゆりの叱責を気にもせず彼女を口説きに掛かる男の名は、紅音也。天才バイオリニストである彼は、こうしてファンガイアの存在を知ることとなる。
それから22年経った2008年。ゴーグルにマスクという奇妙な姿で、ゴミを漁っては魚の骨を拾って回る怪しげな青年がいた。彼の名は紅渡。音也の息子である彼は、父の遺したバイオリンブラッディローズを超えるバイオリンを作るためにバイオリン職人として修行を続けていたが、他人との接触を極端に嫌う内気な性格のため彼方此方でトラブルを起こしていた。
そんなとき、22年前に逃がしたファンガイアが再び出現。ゆりの娘であるファンガイアハンター・麻生恵が戦いを挑むも、その力に圧倒され危機に陥る。その時ブラッディ・ローズの弦が突如として震え始め、それを聞いた渡は本能に突き動かされるようにファンガイアの元に向かう。奇妙な姿をしたコウモリ・キバットが渡に噛み付いた瞬間渡の身体は鎧に包まれ、異形の姿=仮面ライダーキバへと変貌を遂げた。こうして、父と息子、22年にわたる運命の物語は幕を開けた。」(wikioedia参照)
この物語のキーワードは「音楽」「愛情」であると私は思います。
父の残した「ブラッディ・ローズ」というバイオリンの音に導かれ異形と戦う主人公。
しかし主人公は気弱で外に出るのも苦手。興味があるのはバイオリン作りだけ。
そんな青年でした。
しかしそれが物語と共に成長していきました。
人と接することが出来るようになり、外に出られるようになり、
様々な人と触れ合いながら成長していく物語です。
何より造形がいいですよね。
見た目が格好良すぎる。
まさにエンペラーにふさわしい。
そんな見た目をしています。
はてさて、私がここで語りたいのは先ほどの「音楽」と「恋愛」について。
本作品は現在(2008年)の主人公と過去(1986年)の父親の物語を同時進行で見せてくれます。
どのような過去があって現在につながるのかという演出をしてくれています。
そしてそのどちらも昼ドラばりのどろどろした恋愛をしているのです。
まず過去編。
主人公「紅渡」の父親「紅音也」は過去で「麻生ゆり」に一目ぼれをします。とはいえ気が多く女たらしでナンパな音也。ゆりに執着はするも他の女の子にもちょっかいを出します。
そんな中「次狼」という青年が現れ、彼もまたゆりに好感を持ちます。
当初、軟派な音也よりも次狼にゆりは惹かれますが、
なんだかんだとお人好しでおバカな音也をゆりは好きになっていくのです。
それに対して次狼は憤慨。
ゆりを攫って自分のものにしようとすらします。
「何故俺のものにならない!!」
次狼は愛憎を抱きますが、結局身を引きことにしました。
ちなみに次狼は「ウルフェン族」と呼ばれる人外の一種でした。
滅亡の危機にあったため子孫を残すことを目的としていたはずなのに、
いつのまにかゆりに本気で愛を向けるようになったのです。
そして結ばれた音也とゆり。
これでハッピー、などと言うわけではなく、
音也の前に「真夜」という女性が現れます。
彼女は音也の「音楽」の才能を理解してくれる唯一の女性でした。
そんな彼女に惹かれる音也。
そして実は彼女は「ファンガイア」と呼ばれる今作の怪人の女王(クイーン)。
人に恋をしたファンガイアを粛正するのが彼女の役割でした。
でも、なぜ人に恋をしてはいけないのか、恋とは何なのか。
そんな考えの中で現れた音也。
彼女もまた、音也に惹かれていくのです。
そして2度目の三角関係は、音也と真夜が結ばれる形で終わりますが、
それでもまだここで終わらないのがすごいところ。
ファンガイアに女王がいれば、王もいます。
音也に惹かれていく姿を王(キング)が許せるはずもなく、
音也は命を狙われることに。
それでも音也を庇う真夜に、キングは憤慨。
キングと真夜との間に生まれた太牙。自らの息子すら人質にしてしまいます。
なんやかんやとキングを倒し、真夜と太牙を救い、渡を授かるも音也は『闇のキバ』という力を使ってしまったがために死んでしまいます。
いや、生き様はかっこいいけど、1人で3つも三角関係作って殺し合いとかドロドロしすぎだろ????
って気持ちです。
でも本当に生き様が格好良くて今でも好きなんですよね、紅音也。
そして現代編。
主人公 紅渡と同じく人見知りでドジっ子な鈴木深央。
2人はすぐに意気投合し、両片思いになります。
そこに現れるは登太牙。紅渡の幼馴染。小さい頃に遊んだ仲です。
そして実は深央はファンガイアのクイーン、太牙はキング。
2人は婚約関係にありました。
ここでも三角関係。当初、渡は諦めようかとしましたが、
太牙に対して宣戦布告を行います。
その後明かされる彼らの正体。
ファンガイアを倒すキバ、渡。
ファンガイアのクイーン、深央。
ファンガイアのキング、太牙、
そして更に渡と太牙は父親違いの兄弟であったことが明かされます。
歪んでいく愛情。
太牙を殺して渡にキングになるよう願い始める深央。
深央を取り合い殺しあう渡と太牙。
その終末は。。。
2人の殺し合いを止めるために、深央は庇い、その命を失ってしまいます。
渡の攻撃によって。
少なくとも、渡はそう思ってしまいました。
自分が生まれてきたせいで彼女は死んだ。
だから自分なんて生まれないようにすればいいんだ。
そんなことを考えてしまうほどに。
愛によって歪み、愛によって死んでいく。
善にも悪にも、その生き様を見させられるのがこの仮面ライダーキバという作品です。
ぜひご視聴ください。
無職転生~異世界行ったら本気出す~ロキシー・ミグルディアについて
こんばんは、ごんべぇです。
今回は『無職転生~異世界行ったら本気出す~』という作品のヒロインの一人、
「ロキシー・ミグルディア」について語っていきたいと思います。
ロキシー・ミグルディア。
ルーデウスの魔術の師匠であり、ミグルド族という魔族の少女。
アニメだけを視聴されてる方の中に
って思った方はいらっしゃいませんか?
勿論、魔術を教えてくれた先生だから、ということもあります。
が、他にも大きな理由があるのです。
その理由はルーデウスの前世にあります。
アニメの進行度合いのために大分端折られていますが、ルーデウスの前世は酷いもの。
中学まではそこそこ成績もよかったものの、中学時代にパソコンにのめりこんでしまい成績はがた落ち。
高校は最底辺のランクのところにしか入れませんでした。
その高校で正義ぶった行動をしてしまったところ、悪い奴らにいたぶられてしまいます。
そして前世の男は全裸にさせられ、その写真をばらまかれてしまうのです。
誰も彼も、携帯(スマホ?)に彼の全裸の写真を持ちながら笑われるという経験をしてしまったのです。
それがトラウマとなり外に出るのが怖くなってしまい、不登校になり、引きこもりになりました。
いじめられ、「ホーケー」と呼ばれた彼にとって周りの全ては敵にしか見えなくなってしまったのです。外に出ることが出来なくなったのです。
気持ちは分からないでもありません。
一人や少数が敵になると、誰も彼もが敵かのように感じてしまいます。
私も学生時代同じような経験がありました。
そしてその後は親のすねかじり引きこもりニート。
姉や兄、弟に対しても自分勝手な態度。
母親は味方してくれて彼が何かを始めたいと言い出せばお金を出してくれる。
それでも長続きせずすぐやめてしまう。
例えばフィギュア作り。
やっていいものが出来たと思えど、ネットを見れば自分より上手い人なんてごまんといる。
だったらやる意味ないじゃん、なんてそんなことを思ってすぐやめる。
あとはネトゲに課金したり何なりと親のすねをかじりまくりです。
そして親の葬儀にも出ず、兄の娘の入浴を盗撮していたことがばれ(兄らしき人物がパソコンを見て顔を歪めたのはそれが原因です)
パソコンをたたき割られ、家を追い出され、そうして3人の高校生をトラックから庇う形で死ぬ。それが彼の人生の終わりでした。
そんな前世の経験から、彼は「外に出ること」「他人の視線」が何より怖くなっておりました。
しかしロキシーからの卒業試験、それは範囲と威力が大きすぎるため家の近くでは出来ません。
外に出る必要があります。
しかし、外に出るのが怖い。出たがらない。
そんなルーデウスの姿を見て、ロキシーは「馬が怖いんですね」と勘違い。
「平気ですよ」と馬に乗せてしまいます。
当初は村人の視線に怖がるルーデウス。
しかし、その視線はルーデウスではなくロキシーに向けられていました。
ロキシーはたった2年間という期間で村人から親しまれていたのです。
ロキシーは魔族と呼ばれる分類に入るミグルド族。
しかも髪色は青く、この世界の恐怖の対象である「スペルド族」の緑の髪に少しだけ似ている。
そんな彼女が村に受け入れられているという事実に気付き、ルーデウスは考えを改めます。
外は怖くない。村人も自分を笑ったりしない。
その事実を教えてくれたロキシーにルーデウスは尊敬を超え、心酔してしまいます。
知識や経験だけでなく、トラウマを克服させてくれた存在です。
2話目最後に出てきたロキシーのパンツは御神体として崇められることになるでしょう。
以上、ルーデウスにとってのロキシー・ミグルディアという存在の大事さでした。
ちなみに私もロキシー推しです。それはもう、圧倒的に。
可愛くて才能も有るけど何処かドジなところもある、しかし柔軟な考えを出来て向上心もある。
大好きです、ロキシー師匠。これからの活躍も期待しております。
それでは今回はここまでにしておきます。
見てくださった方々、ありがとうございました。
無職転生~異世界行ったら本気出す~8話目感想
はい、こんばんは、ごんべぇです。
今回は本日放送された無職転生8話の感想を書いていこうと思います。
まずサブタイトル。
ターニングポイント。
遂に、来てしまったなぁという気持ちです。
ターニングポイント、恐ろしい言葉ですよね。
原作読んでない方もいらっしゃると思うのでネタバレしないようにはしますが。
はてさて、今回の話題は「ルーデウス10歳の誕生日パーティー」です。
前回も話した通り、この世界では5歳、10歳、15歳は大きな節目の年です。
大事なので盛大に祝うことが通例となっております。
ルーデウスの10歳の誕生日を祝うためにこそっと動くエリス。
しかしルーデウスはその行動にすぐ気づいてしまう。
前世の記憶もあり、10歳が大事という感覚が分からないため
「今のうちから泣く練習しておこう」
なんて感想を持ちました。
前回話した通り、ルーデウスは本来ノトスの大貴族の血を引いており、
エリスよりも優遇される立場にあった。
しかし、パウロが勘当されているがために、「エリスの家庭教師という、使用人のような扱いを受けていて可哀想…」という認識らしいです。
それを不憫に思ったエリス達がサプライズでルーデウスを祝おうという、そういう企画ですね。
まぁ、すぐバレてしまいましたが。
エリスにお祝いされ、感動して泣く演技をするルーデウス。
「僕、今日で10歳か…。僕こんな、初めてで、ここに来てずっと、歓迎されてないと思ってて…祝ってもらえると、思ってなくて…」
その演技が上手すぎて周りの人はもらい泣きしてしまいます。
サウロスに至っては「ピレモン(現ノトス当主、パウロの弟)を殺してルーデウスを当主にするぞ!」と意気込んでしまい、退場。
その後エリスから「ルーデウスがびっくりするものを用意したわ!なんだと思う?」と問われ
「もしかして、父様たちが…」
と答えるもパウロは魔物の活性化によって現れることは出来ず、ゼニスもノルン(ルーデウスの妹)が熱を出してしまい来れなかった。(と原作では書いてあった気がする)
それに対して「残念です…」と言葉にしてしまうと周りの空気はより一層憐れみへ。
そこにルーデウスを嫌っていたはずのエリスの母親ヒルダが抱き着き、「養子にしよう」だの「エリスと結婚しなさい」だの言うようになり。
のちに語られましたが、エリスにも実は兄と弟がいます。
しかし、フィリップは権力争いに負け、兄がボレアスを受け継ぐことが決まっていました。
その為、家の決まりで生まれた男児は全て兄の子供として育てられることになっているのです。
ヒルダからしたら「自分の子供は奪われたのに、どうして赤の他人の子供が我が家に住んでいるの!?」という気持ちで嫌っていましたが、
今回のルーデウスの発言で考えを改め、不憫なルーデウスを気に入ってしまうのです。
閑話休題。
エリスの言う「ルーデウスのびっくりするもの」とは高価な杖でした。
水聖級魔術師であるルーデウスのための青い大きな魔石、更に高価なトゥレント(魔物)を素材とした最上級の杖です。
銘を「傲慢なる水竜王(アクアハーティア)」
中二くさい名前ですが、この世界ではこれがかっこいいに分類されます。かっけーっす。
ちなみにこのルーデウスの演技、フィリップだけは唯一気付いていました。
10歳にして魔術師としての才能もある。
手の付けられない暴れん坊だったエリスを成長させた。
そして勤勉な姿も伺える。
そんなルーデウスにフィリップは「ボレアスを乗っ取らないか?」と提案。
エリスを差し出し、結婚させれば後は思いのままだと言わんばかり。
跡継ぎ争いに負けたフィリップ、そして唯一の娘エリスは暴れん坊。
そこに現れたルーデウスはフィリップにとって当主の座を奪い取る希望となったのです。
それに対してルーデウスは「酒の席ということで」と話を流します。
しかし、部屋に戻るとなんと下着姿のエリスが。
権力闘争なんてまっぴらだ、と言っていたにもかかわらず
欲望に負けそうになるルーデウス。
しかし、なんとか我慢しようとしたが
「ちょっとだけならえっちなことしていい」と言われてしまい、
胸を揉んだりなんなりしちゃいます。
10歳だぞお前。
情欲に負け、フィリップの掌の上だろうといいじゃないかと手を出すルーデウス。
やることやってしまおうとするが流石にそこは拒否され、怒られる。
「やってしまった…」と後悔するも、
エリスから「5年後まで待ちなさい!」とお預けを貰う。
それはつまり許可ということである。
なんてこったルーデウス。お前、シルフィはどうしたんだよ。
と、いうところで視点がコロコロ変わります。
ルーデウスの家族にシルフィエット、
家庭教師を続けるロキシー、
魔界大帝キシリカ・キシリス、
空中要塞にいるペルギウス。
全員の目に映るのは不気味な空。
ペルギウスは光輝のアルマンフィに「ラプラスの復活かもしれない。怪しい奴は殺せ」と指示を出します。
偶々町の離れで水聖魔術キュムロニンバスをエリスとギレーヌに見せようとしたルーデウスはアルマンフィに殺されかける。
ギレーヌによって助けられるも、不気味な空の動きは空の球体を中心に魔力が集まっていきます。
そして球体から光が差し込み、ルーデウスとエリスは…。
というところで終わってしまいました。
次回が楽しみですね。
原作を読んでいた身からすると「8話でここまで進むとなると、1クール目でどこまでいくのかな?分割2クールっていつ?」という気持ちです。
来週も楽しみに待っておりますともさ。
ご愛読、ありがとうございました。
無職転生~異世界行ったら本気出す~7話目感想
こんばんは、ごんべぇです。
無職転生のアニメ、毎回毎回感動するので感想を書いていこうかな、なんて。
6話まではまとめて書いたので、7話目から書いていこうかなーと思います。
7話目はエリスのお誕生日の話。
この世界では、5歳、10歳、15歳という年齢は大事な年とされています。
この歳は節目として盛大に祝うのが通例となっております。
そんな10歳の誕生日。
エリスは礼儀作法が出来ません。
メインイベントのダンスも、全くと言っていいほどできません。
礼儀作法の家庭教師であるエドナは大変手を焼いております。
そのため、エリスの授業時間を増やすべく、ルーデウスの授業時間を少し分けてもらうことに。
エリスは礼儀作法の授業をし、ルーデウスはその時間に他大陸の言語(獣神語、闘神語、魔神語)を取得すべく勉強に励みます。
獣神語はギレーヌに、闘神語はなんとなくわかりますが、魔神語はさっぱり。
そんなことをちらっとロキシー先生に手紙で書くと、
なんとロキシー先生は魔神語の辞書を作ってくれました。
流石神。流石ロキシー。
にしても、ロキシーの胸を揉むなど許せんなあのクソ王子。。。
はてさて、そんなこんなでルーデウスは勉強していきますが、
エリスの礼儀作法はさっぱり上手くなりません。
そこをエドナに頼まれ、ルーデウスも共に礼儀作法の勉強をすることに。
なんとか、ルーデウス相手なら形になる程度にダンスを踊れるようになったエリスは
遂に誕生日パーティー当日を迎えました。
最初はダンスで全く踊れないエリス。
周りの貴族からバカにされてしまいます。
それを見かねたルーデウスがエリスとダンスを踊り、
なんやかんやとうまく切り抜けていけました。
やったねルディちゃん、フラグが立ったよ。
ボソッと漏らしましたが、実はフィリップに、というよりも
ボレアス家にとってルーデウスはあまり目立ってほしい人間ではありません。
8話目で言及されていましたが、グレイラット家はアスラ王国の大貴族。
そして、ノトス、ボレアス、エウロス、ゼピュロスの4家に分かれております。
エリス・ボレアス・グレイラット
フィリップ・ボレアス・グレイラットのようにミドルネームになるわけですね。
大貴族の家系なのです。
しかしながら父親と喧嘩し勘当されることに。
そのため、ノトスの血を引きながらも分家として扱われることになります。
そんなパウロの子供ルーデウス、彼をボレアスが囲っているとなると
「ボレアスはノトスを乗っ取るつもりか?」と嫌疑をかけられてしまうのです。
閑話休題。
そんなこんなでパーティーを切り抜け、ルーデウスはエリスとギレーヌに魔術師としての杖を献上。
ギレーヌからは魔よけの指輪をプレゼントされます。
さりげなく漏らされる父親の情事。モテモテだなパウロ。
そして次の日の朝、屋敷の上に上がっていくとサウロスおじいちゃんがメイドとにゃんにゃん。朝からお盛んですこと。
そこでルーデウスはサウロスが何かに祈りを捧げている様子を見ます。
「縁起のいいものだ。そう思っておいた方がいいからだ」
そのセリフが、本当だったらよかったのですがね…
はてさて、そんな形で7話目が終了いたしました。
ちなみに私にとっての見どころはやはりフィリップ・ボレアス・グレイラット。
常識人のようにふるまっていて、
紳士のようにふるまっていて、
獣人になると変態丸出しで語りだす!
この声を小野大輔さんがやられているのが本当にピッタリすぎて毎回感動します。
出てきた瞬間「小野大輔さんの声が似合う」と思いましたからね。。。
いやはや、素晴らしいですよ。
前世の男:杉田智和
フィリップ:小野大輔
この采配は何度聞いても素晴らしいと思いますね。
またすぐ、8話目の感想を書きます!
『崎乃奏音』というアーティストについて
今日は『崎乃奏音』というアーティストについて語りたいと思う。
皆様は崎乃奏音という少女を知っているだろうか?
2016年末に行われたJOYSOUNDとディアステージ共同オーディション、そこでグランプリを受賞した少女である。
2017年6月25日~2021年1月26日まで『CYNHN(すうぃーにー)(ロシア語で青の意)』というヴォーカルユニットで活動していた。
現在は休養中である。
彼女は2020年3月まで青森に住んでいた。
しかしながら東京等でユニットの活動を行っていた。
更にその間彼女は大学に通っていた。弘前大学だという。
つまり、2年半以上の間、彼女は青森から東京へ通って、さらに大学に通いながらユニット活動を行っていたのだ。
なんという能力だろう。
並の人間に出来る行いではない。
かくいう私も実は弘前大学出身である。
彼女とは2年間だけ被っていたことになる、らしい。(彼女は2学年後輩にあたる)
弘前大学に通いながらアルバイトをして生計をたてていただけでも私には苦痛であったのに、彼女は夜行バスで東京に通いながらユニット活動を行っていたのだ。驚愕に値する出来事である。
さて、そんな彼女を知ったきっかけとなった曲がある。
それは絶交郷愁(ゼッコウノスタルジック)だ。
当時CYNHN(すうぃーにー)というユニットは6人所属しており、
その一人一人がメインヴォーカルとなる曲が存在している。
3rdシングル『タキサイキア』 →綾瀬志希
『So Young』 →青柳透
4thシングル『絶交郷愁』 →崎乃奏音
『雨色ホログラム』→月雲ねる
5thシングル『空気とインク』 →桜坂真愛
『Wire』 →百瀬怜
この6曲がそれにあたる。
私が崎乃奏音を知ったのはちょうど、『絶交郷愁(ゼッコウノスタルジック)』のリリースイベント時期だった。
それ以前にも一度だけCYNHNを見たことがあったが、デビュー当初でありあまり記憶に残っていなかった。
しかし、この『絶交郷愁』のMVを初めて見たとき、私はこれ以上ないほど心を動かされた。
CYNHN「絶交郷愁」Music Video - YouTube
この時には私は札幌から東京へ通う、所謂遠征オタクになっており、
他のグループのライブを見たり、秋葉原ディアステージというお店でライブを見ることが生きがいで、生で聞くライブに心を動かされることは多々あった。
しかし、MVを見て、音源を聞いて私の心をこんなにも動かしたのは後にも先にも、『絶交郷愁』しかない。それは2年以上たった2021年現在でも同じことだ。
『絶交郷愁』はアップテンポで中毒性のある、しかしながらどこか負のオーラを感じる。崎乃奏音の心情を綴っているのだろと私は解釈している。作詞作曲は『コネクト/ClariS(魔法少女まどか☆マギカ主題歌)』、『crossing field/Lisa(ソード・アート・オンライン主題歌)』で知られている『渡辺翔』氏によるものだ。
私はこの曲調も好きだが、歌詞も大変刺さるものがある。
CYNHN 絶交郷愁 歌詞 - 歌ネット (uta-net.com)
大人になったが、現実は幼い頃の夢とは違っていた。現実は厳しかった。
幼い頃見ていた夢のようにはならなかった。それでも夢を捨てきれない。
辞めてしまいたくなる時もある。
それでも、それでも私は前へ進もう。悩みもすべて吹っ切って、楽しもう!
そんな意味の歌詞だと解釈している。
崎乃奏音本人も過去にラジオで『絶交郷愁は私自身』と言っていた。
何度もくじけそうになりながらも、それでも夢を諦めない彼女自身を表していると思う。
前述のとおり、崎乃奏音は現在ユニットを卒業し、休養期間に入っている。
しかし、彼女はきっと歌を捨てることはないだろう。
少なくとも卒業時に彼女はそう語っている。
私はいつまでも待ち続けたいと思う。
崎乃奏音が、またステージに立つ日を。
『仮面ライダー鎧武』について
今回は「仮面ライダー」について語ろうと思う。
第一弾として『仮面ライダー鎧武』に語る。
仮面ライダー鎧武/ガイム | 仮面ライダーWEB【公式】|東映 (kamen-rider-official.com)
「仮面ライダーは正義の味方」
それは当たり前のことのように認識されていると思う。
昨今の仮面ライダーには悪のライダー、所謂「ダークライダー」も存在するが、
主人公のライダーが正義のために戦うということは何も変わっていない。
しかし、本作品ではもちろんその「正義のため」というのも戦う理由には入っているが、
当初は「自分のチームを守るため」「自分のチームを高めるため」に戦う。
チームとは何なのか、その説明から始める必要があるだろう。
そこでは『ビートライダーズ』と呼ばれるダンスチーム達がステージをめぐって争っていた。
対戦内容は『インベスゲーム』というもの。『ロックシード』と呼ばれる特別な錠前を用いると『インベス』と呼ばれるなどの生物(怪物)が異世界から召喚される。
その『インベス』を互いに戦わせることでステージの所有権を得る。
ステージ争いに負け、ダンスチームのランキングが最下位となった「チーム鎧武」に救済として『戦極ドライバー』と呼ばれるベルトを渡された。それを使用すると人は『アーマードライダー(本作品における仮面ライダーの名称)』になれる。
そのおかげで「チーム鎧武」はランキング上位となれたが、他のチームも同様に『戦極ドライバー』を手にし、『アーマードライダー』へと変身するようになった。
そして『インベスゲーム』は『インベス』を用いたゲームから『戦極ドライバー』を用いて人が変身する『アーマードライダー』での戦いへと変化していった。
言いたいことが分かっただろうか。
本作品では仮面ライダーが「娯楽のために用いられる」という斬新な描き方をしているのだ。
インベスゲームというダンスチームによるステージ争い、その手段として仮面ライダーとなり、ライダー同士で戦っているのである。
更に言えば、本作で「怪人」に相当する「インベス」を人が使役出来るのだ。
もちろん、当人たちにとってこの「インベスゲーム」は真剣である。
彼ら彼女らは本気でダンスに取り組んでおり、そのために戦っている。
しかし、他作品の「仮面ライダー」と比べると、当初(ライダーになったきっかけ)が全く異なるものである。(本作でも主人公鎧武の初変身だけは怪人に襲われて、であったが)
しかし、話としては中々伏線が多い。
そもそも「インベス」とは何なのか。
誰が「インベスゲーム」なんて流行らせたのか。
インベスが生息する森の謎は?
ヒロインそっくりの金髪の少女の正体は?
ユグドラシルの目的とは?
そんな謎を主人公たちが少しずつ解き明かしながら物語が進んでいくのである。
そしてこの作品の主人公である葛葉 紘汰(かずらば こうた)はとにかく優しい人間である。
愚かしいほどの人を信じ、愚かしいほどに自己を犠牲にする。
他人を守るためなら自分自身のことを気にかけないのだ。
その身を滅ぼそうとも他人を優先する姿は、ある種異常とすら思える。
もちろん、その他の仮面ライダー達も命がけで人を守っているという部分では同じだが。
また、今作ではその他の人間模様に関しても中々好感が持てる。
駆紋 戒斗(くもん かいと)の『強さ』に対する拘り。
呉島 光実(くれしま みつざね)という青年の動向。
全てこの物語を彩る要素になっている。
ネタバレにならないように説明するのは難しい。
しかしながら、大変面白い作品なのでぜひ見て頂けたらと思う。